デニムを長く楽
しむためのケア
デニムは、その奥深い歴史と優れた耐久性、そして象徴的なブルーやグレーの色合いで、世界中から愛されてきた素材です。若々しい反骨精神とハイファッションのエッセンスを併せ持つデニムは、時代やスタイルを超えて幅広く着こなせるアメリカンカジュアルを代表する存在として確立されています。
ラルフ ローレンのデニムを長く愛用するためには、適切なお手入れが欠かせません。風通し、洗濯、保管といった日々のケアを意識することで、お気に入りのデニムは10年、あるいはそれ以上にわたって着続けることも可能です。以下のガイドで、デニムとの上手な付き合い方をご紹介します。
デニムとは
デニムは、綾織りで織られたコットン素材で、スリムストレッチジーンズからパッチワークスカート、ベルト付きドレス、トラッカージャケットに至るまで、ファッションのあらゆる分野で用いられてきました。その起源は17世紀のフランスにあり、その後アメリカ西部で鉱夫や牧場労働者の作業着として定着していきます。
20世紀に入ると、デニムはポップカルチャーの象徴へと進化。ジェームズ・ディーンやエルヴィス・プレスリー、ジェーン・バーキン、デビー・ハリー、セックス・ピストルズ、マドンナといったアイコンたちによって、その存在感は不動のものとなりました。タフで実用的でありながら、反骨精神と洗練を併せ持つ素材として、ハリウッドのグラマラスな世界とも結びついていきます。
1976年、ラルフ ローレンはサックス・フィフス・アベニューの広告で、ジーンズにタキシードジャケットを合わせるスタイリングを発表。これをきっかけに、ラルフ ローレンはデザイナーズデニムの新たな可能性を示し、現在に至るまで、ラグジュアリーなデニムコレクションを展開し続けています。
今季の注目アイテム
メンズ デニム
PRL × ナイオミ・グラス インディゴ ジーンズ(ラルフ ローレンのアーティスト・イン・レジデンスとの画期的なコラボレーション)。ロデオ文化やナバホの暮らし、ディネタの空を思わせる深いインディゴブルーにオマージュを捧げた一本です。同コレクションのウエスタンシャツと合わせれば、完成度の高いコーディネートに。
ウィメンズ デニム
リラックスしたシルエットとヴィンテージ感、やわらかなインディゴウォッシュが魅力のクロップド ボクシー デニムシャツ。70年代を思わせるフレアシルエットと、柔らかさと構築性を兼ね備えたジェン フレア ジーンズも骨格に合わせたコーディネートを楽しめます。
デニムは、太めの綿糸を使用した独特の織り構造により、引き裂きや摩耗に強い特性を持っています。経糸が表に出る設計により、高い耐久性を実現しています。
メンズのカスタム フィット デニムシャツは、カジュアルにもきれいめにも対応する汎用性を意識してデザインされた一着。週末はジーンズと合わせ、きちんとした場ではブレザーを羽織ることで印象を変えられます。ウィメンズのオーバーサイズ カーコートには、日本製の高品質デニムを使用し、存在感のあるシルエットを実現しています。
デニムのお手入れ
一般的には、デニムは10回着用ごと(または月1回程度)の洗濯が目安とされています。洗濯回数を抑えることで、シルエットの維持や色落ちの防止につながります。洗剤は、酵素を含まないデニム専用、または生地にやさしいタイプを選びましょう。
洗濯の合間には、屋外で風に当てて空気にさらしたり、軽い汚れは湿らせた布で拭き取ったりするのがおすすめです。その後、クローゼットで吊るして保管することで、シワや湿気を防げます。
デニムの洗濯について
耐久性に優れたラルフ ローレンのデニムでも、適切な洗濯方法を守ることが重要です。
見た目以上に、デニムケアには細やかな配慮が求められます。
洗濯・乾燥・
保管のポイント
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デニムは10回着用ごと(または月1回程度)を目安に洗濯
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洗濯機の場合は酵素を含まない中性洗剤を使用し、30℃以下の弱水流で洗う
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洗濯前は裏返し、ファスナーやボタンは閉じ、必要に応じて洗濯ネットを使用
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手洗いの場合は、ぬるま湯に約45分浸し、ときどきやさしく動かす
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洗濯の合間の軽い汚れは、湿らせた布やスポンジで軽く叩いて対処
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着用後は風通しの良い場所に吊るすことで、ニオイを軽減
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乾燥機は使用せず、直射日光を避けて自然乾燥させる
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アイロンは低温設定で、可能であればスチームを使用
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保管は吊るして収納し、折りたたみや密閉保管は避ける
シミ・補修へ
の対処方法
気になる汚れは、
基本の手順で丁寧にケアを。
用意するもの
先の丸いナイフなど
の汚れ落とし用のヘラ
洗濯用洗剤
毛先のある歯ブラシ
シミ抜き剤
洗濯機
1.汚れが乾くのを待つ
デニムに汚れが付いた場合、濡れているうちに無理に落とそうとせず、まずは乾くのを待ちましょう。湿った状態で触ると、汚れが繊維の奥に入り込み、広がってしまうことがあります。
2.乾いた汚れを落とす
汚れが完全に乾いたら、先の丸いナイフで軽く削り落とすか、スポンジや布でやさしく拭き取ります。泥や食べこぼしなど、汚れの種類や状態に応じて方法を選びましょう。
3.洗剤をなじませる
汚れが目立つ場合は、液体の洗濯用洗剤を直接塗布し、約15分ほど置きます。時間をかけてなじませることで、その後の洗浄がしやすくなります。
4.歯ブラシでやさしく落とす
繊維の奥に入り込んだ汚れには、水で湿らせた歯ブラシを使い、デニムの表裏両面から円を描くようにやさしくブラッシングします。力を入れすぎず、少しずつ汚れを浮かせるのがポイントです。
5.シミ抜き剤を使う
洗濯前に、汚れ部分へデニム用のシミ抜き剤を塗布します。製品ごとの使用方法や注意事項を確認したうえで、やさしくなじませてください。
6.洗濯する
デニムを裏返した状態で洗濯機に入れ、酵素を含まない中性洗剤を使用します。30℃以下の弱水流コースを選ぶことで、色合いやシルエットを保ちやすくなります。
7.自然乾燥させる
乾燥機は使用せず、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。乾燥機の熱は、汚れを定着させてしまう場合があります。洗濯後も汚れが残る場合は、1~6の手順を繰り返してください。
デニムとともに、
時を重ねて
ラルフ ローレンのデニムは、シーズンを越えて長く着用できるようデザインされています。スマートでプレッピーなスタイルから、オールドスクールなロックンロール、さらには現代的に解釈されたウエスタンスタイルまで。どのような装いにも自然に溶け込み、着る人それぞれのスタイルに寄り添います。ラルフ ローレンのデザイナーズデニムの高い汎用性こそが、着るそれぞれの人のシーンやパーソナルカラー、骨格に寄り添い、スマートでカジュアルなコーディネートを完成させます。
洗濯、乾燥、保管といった日々のケアを正しく行うことで、上質なデニムはより長く、美しい状態を保ち続けます。丁寧なお手入れを重ねることで、デニムは時間とともに自分だけの一本へと育っていくでしょう。ラルフ ローレンでは、毎シーズン新たなデニムコレクションを展開しています。定番を大切にしながら、新しいシルエットや表情を取り入れることで、装いの幅はさらに広がります。今季のデニムコレクションから、あなたらしい一本を見つけてください。



