POLO RACING

    Archival Auto Graphics

    カーレースをテーマにした80年代と90年代のPoloグラフィックをアップデート

    モデル紹介

    Katsumasa
    Chiyo

    ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラムのメンバーである千代勝正氏。国内トップレベルのレースであるSUPER GTレースシリーズGT500クラスのレーサー。同シリーズで全日本F3選手権チャンピオンも獲得

    Ralph Laurenの伝説の90年代カジュアルウェアをアップデートし、日本最高の実力とファッショナブルさを誇るプロのBMXライダーをモデルに、新倉富士浅間神社で撮影

    Polo Sport フリース スウェットシャツ

    Polo Sport パッチワーク
    フリース フーディ

    Polo Sport パッチワーク
    フリース フーディ

    Riders & Racers

    日本を代表する3人のエクストリームスポーツアスリートが参加した、
    Ralph Laurenのシューティングの舞台裏

    スポーツ

    Riders
    &
    Racers

    日本を代表する3人のエクストリームスポーツアスリートが語る舞台裏
    —RALPH LAURENによる写真撮影

    アンドリュー・クレイグ著

    創業50年を超えるRalph Laurenは、世界中のあらゆる場所でキャンペーン撮影を行ってきました。バージニアの田舎に佇む屋敷、バミューダのビーチ、ニューイングランドの荘園、カリフォルニアの海岸沿い、セントアンドリュースの石畳の通りはそのほんの一部です。今春の撮影場所として日本が加わり、日本らしい風景を織り交ぜた撮影が行われました。

    今シーズンのPolo RacingとPolo Sportの2つの新コレクションの撮影が東京近郊で行われ、日本を代表するエクストリームスポーツアスリート数人をモデルに、各競技の大胆でグラフィカルなストリートスピリットをとらえました。

    プロのBMXライダーである片桐亮氏とMARCO氏がPolo Sportコレクション撮影のために向かったのは、忠霊塔で有名な新倉富士浅間神社でした。市内が一望できる山腹の神社を舞台に、2人のバイカーは富士山の絶景を背景にしながらBMXのパフォーマンスを披露してくれました。その近くではPolo Racingコレクションのモデルとなったプロドライバーの千代勝正氏が、NISSAN GT-Rのエンジンを始動し、ドリフトレースの舞台として有名な伝説のターンパイク箱根をドリフト走行(ドライバーが意図的にオーバーステアし、トラクションを抜きつつ車両の制御を維持するテクニック)を実演しました。

    3人のプロアスリートから、彼らが活躍するスポーツと、日本初のPoloによる撮影のモデルになった感想について話を聞きました。

    MARCO

    プロライダーでありファッションクリエイティブのプロでもあるMARCO氏は、固定ギアのフリースタイルバイキングからプロのBMXサイクリングへと転向した経歴の持ち主です。バイクのスキルに劣らずファッションもスタイリッシュです。自身のバイクスキルに力を入れるだけでなく、新世代のBMXライダーに独自のスタイルを生み出す方法を教えたいと考えています。

    写真撮影はどうでしたか。

    日本が海外からどう見られているかを実感できました。普段とは違った経験ができて、とても楽しかったです。それから富士山を朝一番に間近で見ることができましたが、本当にきれいでした。のぼる太陽が湖の表面に映った夢のような光景も、脳裏にしっかりと焼き付いています。

    日本のBMX文化について簡単に教えてください。

    先輩方がストリート、パーク、ダート、フラットランド、レースなど、すべてのイベントで歴史を作ってきました。その伝統を現代の若者に引き継げているのは、強い絆やつながりがあるからだと思います。最近ではストリートイベントで、いわゆるジャパニーズスタイルが、世界的に認められ受け入れられるようになってきました。またソーシャルネットワークが進化したことで、トリックのレベルが大幅に上がりました。このスポーツの人気はここ数年の間に高まっていますが、おそらくオリンピックが近づいていることも影響しているでしょう。

    BMXに興味を持った理由は何ですか。またBMXのどこが好きですか。

    固定ギアフリースタイル(FGFS)に夢中になったのがきっかけです。そのトリックの多くはBMXから来ているんです。そしてもちろん、10代でこの道に進んだ僕をサポートしてくれた、地元のバイクショップやサイクルショップのW-BASEからも影響を受けています。そうした場所には、日本におけるBMXの発展に貢献した方や、本格的なストリートライダーが多数集まっていました。僕がBMXパーツをたくさん使い、関連するDVDを一気見したのも彼らのお陰です。僕がBMXにたどり着いたのは当然の結果だったのです。このスポーツの何が好きかというと、自転車に乗ればどのカテゴリーだろうと、常に気の合う人に出会えるということです。最近ではジャンル間の違いに対するこだわりもなくなりました。このスポーツに出会い、興味を持ち、この道に進めたことに、とても感謝しています。自転車に乗るたびに、他の道を進んでいたら味わえなかった体験ができるんです。

    ご自分のファッションについて教えてください。どのような服が好きですか。BMXのライフスタイルはご自分のファッションに影響を与えていますか。

    ゆったりとした服を着るのが好きです。オーバーサイズで、体を締め付けない、着心地の良い服です。着心地の良い服を着ることが、自由で柔軟な想像力につながっていると思います。ルーズなファッションが好きなもう1つの理由は、自転車に乗っている時に、残像のように動きを留められることです。

    Katsumasa Chiyo

    ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラムのメンバーである千代氏は、国内トップレベルのレースであるSUPER GTレースシリーズGT500クラスのレーサーです。同シリーズで全日本F3選手権チャンピオンも獲得しています。また2015年にヨーロッパで開催されたブランパン耐久シリーズや、オーストラリア開催のバサースト12時間といった、国際大会でも勝利をあげています。ターンパイク箱根で行われたPoloの撮影では、美しい景観とワインディングロードで有名なルートを走り抜け、日常的に運転する千代氏にとっては普段と変わらぬ一日になりました。

    ドライバーとして数々の成功を収められてきましたね。このスポーツに興味を持ったきっかけは何ですか。またこのスポーツのどこが好きですか。

    車好きになったきっかけは友人でした。中学生の時にゴーカートで競争をするようになったのです。そのうち「将来プロになりたい!」と思うようになりました。着実にレースを重ね、夢を実現することができました。

    レースのスピードや音は誰でも理解できると思いますが、至近距離での戦いの醍醐味は、実際に体験してみないとわからないものです。また、個人競技のように見えても、実はチームワークで成り立っていることがわかるのも、レースの面白さのひとつですね。

    写真撮影はどうでしたか。

    普段ファッション関連の仕事はしないので、とても楽しかったです!

    撮影では本格的なドリフト走行を見せていただきました。運転していたのはどんな車両でしたか。

    NISSAN GT-R、日本が誇る性能の高いスポーツカーです。僕が運転していたのは最新モデルで、国内外で活躍中のレーシングカーのベースモデルです。僕自身もGT-Rで出場していて、この車両を運転し国内外のレースで何度も勝利しています。僕がいちばん気に入っている車です。

    ターンパイク箱根について教えてください。あれほどのスピードでドリフト走行するのはどのような感覚ですか。

    傾斜はそれほど厳しくなく、曲がり角が多くて最高です。それから景色が素晴らしいですね。ドライブには最高だと思います。

    ご自分のファッションの特徴は何ですか。

    オーバーサイズの服とスニーカーが好きですね。

    Ryo Katagiri

    若くしてすでにBMXライダーとして大きな成功を収めている片桐氏。2019年にUCI BMX Flatland World Cupで優勝した後も勢いはまったく衰えていません。人気急上昇中のBMXを担う新世代のライダーとして活躍するなかで、国内ライダーは着実に増えていると感じており、他のライダーと共に日本のBMX文化を遠い未来まで伝えていきたいと考えています。

    写真撮影について一言お聞かせください。

    誰もが知っているブランドの写真撮影に協力できるなんて、めったにない経験でした。撮影場所もとにかく最高でした。

    BMXを始めたきっかけは何ですか。

    父がBMXショップを経営しているので、お店の裏でお客さんが楽しそうにバイクに乗るのを子供の頃から目にしてきました。その姿がかっこいいと思ったのがきっかけです。

    ワールドチャンピオンの座を獲得しましたね。このスポーツを続けている理由は何ですか。

    このスポーツの魅力は、終わりがないということです。プロになった今でも、トリックを習得すると、乗り始めた頃と同じような達成感が得られます。

    ご自分のファッションをどう表現しますか。

    BMXにはダイナミックな体の動きが必要なので、自由に動ける比較的ルーズな服が好みです。

    アンドリュー・クレイグは、Ralph Laurenのメンズのコンテンツエディターです。

    © RALPH LAUREN CORPORATION